糖尿病は自覚症状が無いから怖いのです
糖尿病は自覚症状が無いから怖いのです
40歳代以降の人が同窓会に出席すると「俺も糖尿病だよ」などと、どちらが血糖値やHbA1cが高いかの競争話になったりします。
自分よりも数値が高いのに元気な人を見ると油断しがちですが、この病気が怖いのは自覚症状が無いということです。
痛いとか倦怠感などの症状があれば、用心もするでしょう。
しかし、自覚症状が無いためについつい、今までの生活習慣を改善しようという意欲が低下してしまいがちです。
自覚症状はなくても血糖値が高い状態が続いていると、血管は傷ついてしまいます。
血管が傷つくと合併症を来しやすくなるので、これが怖いのです。
合併症は「しめじ」と覚えると覚えやすいのですが、神経障害と目の障害と腎臓が3大合併症です。
神経障害は最も頻度が高く、わりと早期から現れます。
手足の指のしびれや足先の痛みや感覚が鈍くなる、立ちくらみなどです。
目は網膜症で、視力が低下したり最悪の場合は失明することもあります。
腎臓の障害は早期には見つけにくいので、自覚症状が無くても定期的に検査を受ける必要があります。
これらの合併症を予防することが、糖尿病の治療の第一目的です。